2013年11月の記事一覧

患者さんの表と裏を見逃さない

この話をするのは私自身すごくつらいのですが、患者さんがときおり見せる表と裏には本当に困ります。

相手が医師だとペコペコして、看護師だとまるで召使いか何かのように横柄な態度をとる方がいるのです。

看護師も人間ですからやはりこういう患者さんにはできるだけ担当したくないと考えるものです。

先日もこんなことがあったのです。

消化器内科に入院している75歳の男性患者さんが臀部に腫瘍ができたので皮膚科を受診することとなりました。

この患者さん認知症も進んでいることもあるのですが、いわゆる下ネタで看護師を困らせては自分では楽しむという変な癖があって、看護師の間でもブラックリスト入りしている患者さんです。

そしてなぜか私がこの患者さんの担当となってしまったのです。

そして皮膚科の女性医師の前まで連れていき、医師の「はい、ではズボンを脱いで横になってください」の言葉に彼は「下腹部が小さくてすみましぇ?ん」と大声で叫ぶのです。

いつも看護師にはもっとダイレクトな男性器の呼称を叫ぶのに、医師の前では「下腹部」というのです。

一般の方は男性自身をストレートに呼ぶのか下腹部と呼ぶのかにただ表面的な言葉の違いを認識するだけでしょうけれども、私たちは発せられる言葉の意識、どんな意識と思いがあって患者さんがその言葉を発するのかということまで考えています。

言葉は使う人の意識の表れなのです。

ですから使われた言葉以上にそのことばを選んで発せられた意識を重視します。

この患者さんは認知症であるということを考慮する必要はありますが、医師の前ではなぜ「下腹部」という言葉を選ぶのか?

これを見逃してはなりません。

つまり医師の前では自分をさらけ出さずに、看護師の前ではさらけ出しているとも考えられます。

2013年11月30日|

夫の協力あってこそ

「看護師って結構お給料いいんでしょ?いくらくらいもらってるの?」

なんてよく聞かれるのですが、仕事の内容を考えれば、もっともらっていいと思っています。

要するにこの仕事の密度、内容であればもう2割り増しして欲しいというのが正直な気持ちなんです。

夜勤もこなして、4週8休ですがやっぱり体は結構キツイです。

ウチの場合ダンナがかなり家事を手伝ってくれるので助かっていますけれども。

ダンナは料理が得意で掃除も決してキライではないのです。

私なんかよりもずっと料理が得意ですから子供たちも「パパのカレーのほうが100倍おいしい!」なんていうんですからもうイヤになります。

お弁当まで作ってくれるうちのダンナにホンと感謝してますし、私としてもイイのを見つけたなってつくづく思うんです。

同じ職場の先輩にも「あなたのとこのダンナみたいなのがいてくれると私もずっとラクだし、離婚することもなかったのに」なんていうんです。

彼女の場合、元夫は仕事もかなり忙しくて夜は終電で朝も6:00ころに出勤で、土日もどちらかは仕事に行くなんていうモーレツサラリーマンだったらしく、ほとんど顔を合わせることがなくて何のために結婚したのかわからなくなっちゃったのが離婚原因だそうです。

ウチのダンナは自宅を事務所にしている自営業ですからやっぱりそこが恵まれているなって思いますね。

ダンナは朝は5:00には起きて軽くジョギングしてシャワーを浴びてから朝食の準備です。

私は7:00まで寝させてもらってます。

もちろん夕食の支度、食材の買出し、子供をお風呂に入れて18:00夕食です。

子供を21:00に寝かしつけてくれるというわけです。

夫婦がゆっくり会話が出来るのは朝の出勤前ということになります。

性格的には私はわりとズケズケものを言うタイプで彼もチョッとかわいそうかななんてたまに思うのですけど、彼は本当に穏やかな人ですからまず声を荒げることなんてないし、だから私たちってうまくいってるのかななんて思うのです。

つまり、看護師の仕事をバリバリやっている人、夜勤も1ヶ月に5・6回以上こなしている人で、都市部の私と同じ35歳くらいで子供もいるという人、まさに看護師としての働き盛りの人ってだいたい600万くらいはもらっていると思うのですが、そんな人はダンナがとっても協力的なはずです。

でなければ、とても看護師の仕事は出来ないと思いますね。